子育て家庭の節約術。子どもに我慢させすぎず、家計を整える7つの見直しポイント
子どもがいると、家計の悩みは本当に尽きません。
食費は増えるし、服もすぐサイズアウトします。学校や園で必要なものもありますし、休日に少し出かけるだけでも、思った以上にお金が出ていきます。しかも、節約したい気持ちはあっても、子どもにばかり我慢させるような形にはしたくない。ここが、子育て家庭のいちばん難しいところだと感じています。
私も、以前は何とか節約しようとして、細かいところばかり気にしていました。スーパーで数十円安いものを探したり、自分の買い物を後回しにしたり、外食をやめたり。でも、そのわりに家計がラクになった感じがしませんでした。むしろ、気持ちばかりすり減ってしまった時期があります。
そこで少しずつ考え方を変えて、子どもに我慢させる節約ではなく、家庭全体が続けやすい見直し方に変えていきました。今回は、その中でも現実的に続けやすかったものだけをまとめます。
1.子どもにかかるお金を、ざっくり3つに分けて見る
育児費用というと、なんとなく全部ひとまとめに考えがちです。
でも、実際には中身が違います。わが家では、子どもにかかるお金を次の3つに分けて考えるようにしました。
毎月だいたい決まって出るお金
その月によって変わるお金
なんとなく増えていくお金
たとえば、保育料や習い事の月謝、学童代のようなものは、毎月だいたい決まっています。給食費や教材費、行事関係は、月によって少し違います。そして、いちばん見えにくいのが、つい増えていくお金です。
コンビニで買うおやつ
お出かけ先でのジュース
ごほうび感覚で買う小物
なんとなく増えるガチャガチャや文房具
こうしたものは、1回の金額は大きくなくても、積み重なると意外と大きくなります。
私も前は、子どものためだからとあまり気にしていませんでした。でも、月末に振り返ると、細かい出費が想像以上に積み上がっていたことがあります。節約は、全部を削ることではなく、まず何にお金が出ているかを見えるようにすることから始まると感じています。
2.服は足りないから買うに変える
子ども服は、見ているとつい欲しくなります。
かわいいですし、セールになっていると、今買っておいた方が得かもしれないと思ってしまいます。私も以前は、来年も着られるかもと少し大きめの服を買ったり、安いからという理由で何枚かまとめて買ったりしていました。
でも、実際には、季節が来たときには好みが変わっていたり、サイズ感が思ったより合わなかったりすることもあります。結果として、着ないまま終わる服が出てしまうことがありました。
それからは、子ども服は今足りないものだけ買うようにしました。
トップスが本当に足りない
ズボンがサイズアウトした
肌着がくたびれてきた
こういう時だけ買うようにすると、無駄がかなり減ります。見た目の安さより、実際に何回着るかの方が大事でした。
特に子どもは成長が早いので、来年のために先回りして買いすぎるより、その時に必要なものを必要な分だけ買う方が、結果的にムダが少ないです。
3.お出かけは特別感を減らしても楽しめる形にする
子どもがいると、休日にずっと家にいるのも難しいです。少し外に出るだけで気分転換になりますし、親としても何かしてあげたい気持ちになります。
ただ、お出かけは本当にお金がかかります。入場料、駐車場代、昼食代、途中で買う飲み物やおやつ。最初は軽い気持ちでも、帰る頃には思った以上に使っていたことがあります。
わが家で意識するようになったのは、お出かけの回数を減らすことではなく、お金のかかり方を変えることでした。
お昼は家で食べてから出る
水筒とおやつを持っていく
無料で遊べる公園や施設を使う
帰りに外食しない前提で動く
これだけでも、休日の出費はかなり変わります。
以前は、せっかく出かけるのだからと、昼食もおやつも現地で買うことが多かったです。でも、子どもが小さいうちは、豪華なことをしなくても十分楽しんでくれることが多いです。大人の思い込みで、お金をかけすぎていた部分もあったなと今は思います。
4.子どものおやつは、買い方を決めるだけでラクになる
育児中の食費や雑費で、地味に効いてくるのがおやつ代です。
毎回スーパーで一緒に買い物をすると、つい余計にカゴに入ってしまいます。1つ1つは大きな金額ではなくても、これが何度も重なると、かなりの額になります。
わが家では、おやつを買う日と量をある程度決めるようにしました。
週末にまとめて買う
平日は家にある分で回す
買う個数を最初に決める
これだけで、なんとなく買うことが減ります。
特に、疲れている日の買い物は要注意でした。早く済ませたい気持ちもあって、子どもが欲しがるものをそのまま入れてしまいやすいからです。そういう日は、子どもが悪いのではなく、こちらに余裕がないだけということも多いです。
節約を続けるには、意志の力に頼らず、迷う場面を減らすことが大切だと実感しています。
5.習い事は月謝より、家庭全体の余裕で考える
子どもの習い事は悩みます。
やらせてあげたい気持ちもありますし、まわりが始めると気になることもあります。でも、月謝だけを見て決めると、あとからしんどくなることがあります。教材費、発表会、送迎、道具代など、月謝以外にかかるお金や時間が意外とあるからです。
私が大事だと思ったのは、習い事そのものが悪いのではなく、今の家庭にとって無理のない量かどうかを見ることでした。
月謝は払えても、送迎で親が疲れ切っていないか
兄弟それぞれの予定で家が回らなくなっていないか
ほかの支出を無理に削ってまで続けていないか
この視点で見ると、合う習い事と、今はまだ早い習い事が見えてきます。
子どものためと思って始めたことが、家計と心の余裕を削っていたら、長く続けるのは難しいです。やめる、減らす、少し待つ、という選択も十分ありだと思っています。
6.自分だけ我慢する節約は長続きしない
これは、私自身がいちばん反省したことかもしれません。
子どもにお金がかかるからと、自分の服は後回し、美容院も先延ばし、ちょっとした楽しみも我慢する。母親だから仕方ないと思っていた時期がありました。
でも、そうすると気持ちに余裕がなくなります。家族にイライラしやすくなったり、反動でネット通販をしてしまったり、かえって家計が乱れることもありました。
だから今は、自分にまったくお金を使わない節約はしないようにしています。
その代わり、回数を減らす
予算を決める
本当に気分が上がるものだけにする
このくらいの調整に変えました。
育児中は、どうしても子ども優先になります。でも、家計を整えるには、母親が消耗しすぎないことも大事です。節約は、我慢大会になると続きません。少しでも気持ちが保てる形にしておく方が、結果的にうまくいきます。
7.育児費用がきついときほど、固定費を見直す
育児中の出費は、減らしにくいものが多いです。
食費は減らしすぎられませんし、学校や園で必要なものは断れません。子どもの成長に合わせて、服も靴も買い替えが必要です。だからこそ、生活を削る方向だけで頑張るのには限界があります。
わが家でも、子どもにかかるお金が増えてきた時に、毎日の節約だけでは追いつかないと感じたことがありました。そこで見直したのが、スマホ代や電気代、サブスクなど、毎月自動で出ていくお金です。
ここは、子どもに我慢させずに見直しやすい部分でもあります。
たとえば、
通信費を見直す
使っていない月額サービスを解約する
電気やガスの契約を見直す
こうした固定費は、1回整えるだけで、その後の家計にずっと効いてきます。
子育て家庭の節約は、気合いだけで乗り切るものではありません。見直しやすいところから順番に整える。その中で、固定費はかなり大きいと感じています。
まとめ
子育て家庭の節約は、子どもに我慢させることではなく、家庭全体がラクに続けられる形に整えることが大切だと思っています。
今回ご紹介したのは、私が実際の暮らしの中で続けやすかった7つの見直しポイントです。
子どもにかかるお金を分けて見る
服は足りないから買う
お出かけのかけ方を変える
おやつの買い方を決める
習い事は家庭全体の余裕で考える
自分だけ我慢しすぎない
固定費を見直す
どれも、特別な方法ではありません。でも、こういう小さな見直しが重なると、家計も気持ちも少しずつラクになります。
子どものために頑張ることは大事です。ただ、母親がひとりで抱え込んで苦しくなる節約は、長く続きません。くらしイズムでは、こうした育児中のリアルなお金の悩みと、毎月の負担を軽くする固定費見直しについて、これからもわかりやすく発信していきます。
